クルマの中でスマホやタブレットを快適に使いたい!
そんなニーズに応えるのが「車内Wi-Fi」です。
最近ではトヨタやホンダ、日産などのメーカーが純正サービスを提供しています。
一方で、メーカーによってサービスの有無や内容が異なります。
- 自分の車で使えるの?
- テザリングやWi-Fiルーターとどう違うの?
- 未導入メーカーの場合はどうすればいい?
この記事では、トヨタ・ホンダ・日産・三菱といった主要メーカーの純正Wi-Fiの特徴や評価をわかりやすく解説します。さらに、マツダ・スバル・スズキ・ダイハツなど未導入メーカーの対策方法も紹介します。
最後に、車内Wi-Fiを選ぶ際のポイントや注意点もまとめています。
車内Wi-Fiとは?メーカー純正サービスとの違い
車内Wi-Fiの基本仕組み

車に専用の通信機器(車載通信モジュールやWi-Fiルーター)が搭載され、走行中でも安定してインターネットに接続できるサービス
仕組みとしては、クルマがモバイル回線(4G/5G)を受信し、それを車内でWi-Fi電波として発信するイメージです。
これにより同乗者はスマホ・タブレット・PCなどを家庭のWi-Fiと同じ感覚で利用できます。
従来はスマホのテザリングで代用する人が多かったですが、手軽で便利な一方、長時間の利用ではバッテリー消費や通信制限の心配がありました。そこで、自動車メーカーが提供する「純正Wi-Fiサービス」が登場し、より快適に使えるようになっています。
メーカー純正Wi-Fiのメリット・デメリット
純正の車内Wi-Fiには次のような特徴があります。
メリット
- 車載モジュールを利用するため、通信が安定しやすい
- 車自体がWi-Fiスポットになるのでルーターなどを購入する必要がない
- ルーターを設置しないので車内が高温になっても発火の心配がない
デメリット
- 利用できるのは対応車種に限られる
- メーカーのコネクティッドサービスを契約しないとWi-Fi機能が使えない
- 通信料がスマホのテザリングやポケットWi-Fiに比べて割高になることがある
トヨタ「T-Connect Wi-Fi」の評価

トヨタの純正車内Wi-Fiは「T-Connect」サービスの一部として提供されております。
対象車種に専用のDCM(車載通信機)が搭載されていれば利用できます。
回線はKDDI(au回線)を利用しており、日本全国で安定した通信環境が特徴です。
利用料金や接続可能台数などをまとめると以下のようになります。
基本性能
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | T-Connect Wi-Fi |
| 利用キャリア | au(KDDI回線) |
| 月額料金 | 1,650円(税込) |
| データ容量 | 無制限 |
| 最大通信速度(下り) | 72.2 Mbps |
| 接続可能台数 | 最大5台 |
| 対象車種 | T-Connect対応車 |
| 利用方法 | ナビ画面またはアプリから設定、すぐにWi-Fi接続可能 |
メリット・デメリット
T-Connect Wi-Fiには次のような特徴があります。
メリット
- 全国のau回線を利用するため通信エリアが広い
- ナビ画面や車両のソフトウェア更新と連動し、利便性が高い
- 車種ラインナップが多く、対応車両が豊富
デメリット
- 直近3日間で6GB超過時には速度制限がかかる
- Wi-Fiの月額料金以外にも、T-Connectの月額料金(330円)がかかる ※5年目までは無料
- 各キャリアから受信できるルーターもあるが、au回線(KDDI)に限られる

ホンダ 「Honda CONNECT Wi-Fi」の評価

ホンダの純正車内Wi-Fiは「Honda CONNECT」サービスの一部として提供されております。
対象車種にHonda CONNECTディスプレーもしくはGathers(Honda CONNECT対応)が搭載されていれば利用できます。
回線はソフトバンク回線を利用しており、日本全国で安定した通信環境が特徴です。
利用料金や接続可能台数などをまとめると以下のようになります。
基本性能
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Honda CONNECT Wi-Fi |
| 利用キャリア | ソフトバンク回線 |
| 月額料金 | 1,650円(税込) |
| データ容量 | 無制限 (※2025年4月プラン改定) |
| 最大通信速度(下り) | 非公表 |
| 接続可能台数 | 最大6台 |
| 対象車種 | Honda CONNECT対応車 |
| 利用方法 | ナビ画面またはアプリから設定、すぐにWi-Fi接続可能 |
メリット・デメリット
Honda CONNECT Wi-Fiには次のような特徴があります。
メリット
- 全国のソフトバンク回線を利用するため通信エリアが広い
- ナビ画面や車両のソフトウェア更新と連動し、利便性が高い
- 新型N-BOXやステップワゴンなど人気車種で利用可能
デメリット
- サービス開始が比較的新しいため、口コミや実績がまだ少なめ
- Wi-Fiの月額料金以外にも、Honda Total Careの月額料金(330円)がかかる ※1年目までは無料
- 各キャリアから受信できるルーターもあるが、ソフトバンク回線に限られる

日産&三菱「docomo in Car Connect」の評価

日産と三菱は「docomo in Car Connect」というサービスを純正Wi-Fiとして提供されております。
「docomo in Car Connect」は、日産車や三菱車以外にも、パイオニアのナビやルーターで利用されています。
NissanConnect対応車やMITSUBISHI CONNECT対応車であれば利用できます。
回線はドコモ回線を利用しており、日本全国で安定した通信環境が特徴です。
利用料金や接続可能台数などをまとめると以下のようになります。
基本性能
docomo in Car Connectには次のような特徴があります。
日産
| 項目 | 内容(日産) |
|---|---|
| サービス名 | docomo in Car Connect |
| 利用キャリア | NTTドコモ回線 |
| 月額料金 | 1日 550円/30日 1,650円/365日 13,200円 |
| データ容量 | 無制限 |
| 最大通信速度(下り) | 非公表 |
| 接続可能台数 | 最大7台 |
| 対象車種 | NissanConnect対応車 |
| 利用方法 | NissanConnectを契約したあとにdocomo in Car Connectを契約 |
三菱
| 項目 | 内容(三菱) |
|---|---|
| サービス名 | docomo in Car Connect |
| 利用キャリア | NTTドコモ回線 |
| 月額料金 | 1日 550円/30日 1,650円/365日 13,200円 |
| データ容量 | 無制限 |
| 最大通信速度(下り) | 非公表 |
| 接続可能台数 | 最大7台 |
| 対象車種 | MITSUBISHI CONNECT対応車 |
| 利用方法 | MITSUBISHI CONNECTを契約したあとにdocomo in Car Connectを契約 |
メリット・デメリット
メリット
- ドコモ回線を利用するため通信エリアが広い
- 1日/30日/365日プランと料金プランが選べる
- 同時に7台も接続することができる
デメリット
- 利用には「dアカウント」の登録が必須
- 対応車種が限られており、全モデルで使えるわけじゃない
- Wi-Fiの月額料金以外にも、NissanConnect/MITSUBISHI CONNECTの月額料金がかかる
日産⇒5,500円/年 ※10年目までは無料
三菱⇒7,920円/年 ※5年目までは無料


マツダ・スバル・スズキ・ダイハツは未導入
マツダ
マツダは「MAZDA CONNECT」というコネクティッドサービスは展開しております。
しかし、現状では車内Wi-Fiの純正サービスは提供されていません。
スバル
スバルは「STARLINK」というコネクティッドサービスを展開しています。
しかし、現状では車内Wi-Fiの純正サービスは提供されていません。
スズキ
スズキは「SUZUKI CONNECT」というコネクティッドサービスを展開しています。
しかし、現状では車内Wi-Fiの純正サービスは提供されていません。
ダイハツ
ダイハツは、Wi-Fiサービスを提供しておりましたが、2024年9月30日でサービス終了しております。
引き続き「ダイハツコネクト」というコネクティッドサービスは利用可能です。
各メーカーの比較
| メーカー | サービス名 | 利用キャリア | Wi-Fi機能料金 | 接続可能台数 | 備考 | コネクティッドサービス料金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ | T-Connect Wi-Fi | au(KDDI) | 1,650円/月 | 最大5台 | T-Connect加入必須 | 330円/月 |
| ホンダ | Honda CONNECT Wi-Fi | ソフトバンク | 1,650円/月 | 最大6台 | Honda CONNECT加入必須 | 550円/月 |
| 日産 | docomo in Car Connect | ドコモ | 1日550円/30日1,650円/365日13,200円 | 最大7台 | NissanConnect加入必須 | 5,500円/年 |
| 三菱 | docomo in Car Connect | ドコモ | 1日550円/30日1,650円/365日13,200円 | 最大7台 | MITSUBISHI CONNECT加入必須 | 7,920円/年 |
| マツダ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| スバル | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| スズキ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| ダイハツ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 |
| メーカー | サービス名 | 利用キャリア | Wi-Fi機能料金 | 接続可能台数 | 備考 | コネクティッドサービス料金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ | T-Connect Wi-Fi | au(KDDI) | 1,650円/月 | 最大5台 | T-Connect加入必須 | 330円/月 |
| ホンダ | Honda CONNECT Wi-Fi | ソフトバンク | 1,650円/月 | 最大6台 | Honda CONNECT加入必須 | 550円/月 |
| 日産 | docomo in Car Connect | ドコモ | 1日550円/30日1,650円/365日13,200円 | 最大7台 | NissanConnect加入必須 | 5,500円/年 |
| 三菱 | docomo in Car Connect | ドコモ | 1日550円/30日1,650円/365日13,200円 | 最大7台 | MITSUBISHI CONNECT加入必須 | 7,920円/年 |
| マツダ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| スバル | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| スズキ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 | |
| ダイハツ | - | - | - | - | Wi-Fi未導入 |
車内Wi-Fi未導入メーカーでのおすすめ対策

マツダ・スバル・スズキ・ダイハツなど、まだ純正の車内Wi-Fiサービスが導入されていないメーカーもあります。
また、純正のWi-Fiサービスでは満足できない人もいると思います。
そんな方々にむけて、車内でインターネットを利用する純正サービス以外を3つ紹介します。
①スマホのテザリング

もっとも手軽なのがスマホのテザリング機能を使う方法です。
スマホをWi-Fiルーター代わりにして、同乗者の端末をインターネットに接続できます。
メリット
- 追加費用がかからない
(スマホのデータ通信料のみ) - 特別な機器を購入する必要がない
- 即日すぐに利用できる
デメリット
- 長時間利用するとスマホのバッテリー消費が激しい
- 契約しているスマホのデータ容量を超えると速度制限がかかる
- 通信の安定性は純正サービスより劣ることがある
スマホのテザリングをするなら「楽天モバイル」がおすすめ!

車内でスマホのテザリングを使うなら、データ容量を気にせず使えるプランを選ぶのが理想です。
その点でおすすめなのが楽天モバイルです!
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、月額3,278円(税込)で業界内で最もコスパがいいです。
テザリングも追加料金なしで無制限で使えるため、車内Wi-Fi代わりに最適です。
4大キャリアを比較してみました
| キャリア | プラン名 | 月額料金(税込) | 無制限の条件 | テザリング |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 | 無制限 | 無料・無制限 |
| ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
| au | 使い放題MAX 5G/4G | 7,788円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
| ソフトバンク | メリハリ無制限 | 7,238円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
| キャリア | プラン名 | 月額料金(税込) | 無制限の条件 | テザリング |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 | 無制限 | 無料・無制限 |
| ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
| au | 使い放題MAX 5G/4G | 7,788円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
| ソフトバンク | メリハリ無制限 | 7,238円 | 無制限 | 無料(上限あり) |
- 大手3キャリアの約半額以下で無制限が使える
- テザリング制限がないので、複数端末を接続しても安心
- 車以外でも自宅や外出先で「ポケットWi-Fi代わり」として利用できる
\楽天モバイルのことをもっと詳しく/

②車載Wi-Fiを利用する

市販の「車載用Wi-Fiルーター」を購入し、車に設置して使う方法もあります。
シガーソケットやUSBから電源を取り、専用のSIMカードを入れて利用します。
メリット
- 車を乗り換えても利用できる
- 月額や買い切りなど多彩な料金プランから選べる
- バッテリー内蔵されていないので、室内が高温になっても発火の心配がいらない
デメリット
- 本体購入費用がかかる
- 設置の手間がかかる
- 車内以外では利用できない
車載Wi-Fiなら「DCT-WR200D」と「KURUFi」がおすすめ!
車載Wi-Fiを導入するなら、人気の高い「DCT-WR200D」と「KURUFi」の2つが特におすすめです。どちらも車内に設置できる専用ルーターですが、料金体系と使い方の違いで選び方が変わります。

月額制で使うなら「DCT-WR200D」

「DCT-WR200D」は、パイオニアの車載Wi-Fiルーターで、月額料金を支払って利用するタイプです。
「docomo in Car Connect」対応で、定額でドコモLTEデータ通信が使い放題なのが特徴です。
DCT-WR200Dの特徴
- 料金プラン:1日 550円/30日 1,650円/365日 13,200円
- 通信回線:ドコモ回線
- 最大通信速度:下り最大 150 Mbps/上り最大 50 Mbps
- 同時接続台数:最大5台
- USBまたはシガーソケットで簡単接続
- 快適・安心のドコモLTEデータ通信が定額で使い放題
- バッテリー非搭載なので車内で置きっぱなしでも安心
- エンジンONで接続の手間なくすぐにWi-Fi利用できる

チャージ型なら「KURUFi」がおすすめ!

「KURUFi」は、車に挿すだけで使えるギガ買い切り型(チャージ式)車載Wi-Fi のサービスです。
月額契約型ではなく、使いたい分だけデータを買う方式なので、利用頻度が低めの人に向いています。
KURUFiの特徴
- 料金プラン:ギガ買い切り型
- 初回購入:5GB/10GB/30GB/50GB/100GB から選択
- 通信回線:国内4大キャリア対応
- 最大通信速度:下り最大 150 Mbps /上り最大 50 Mbps
- 同時接続台数:最大8台
KURUFiの料金プラン
| 料金プラン | 利用期限 | 5GB | 10GB | 30GB | 50GB | 100GB |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 初回購入(30日) | 30日 | 9,980円 | 12,000円 | 13,160円 | 14,000円 | 15,800円 |
| 初回購入(365日) | 365日 | 13.900円 | 15,300円 | 16,100円 | 17,800円 | 19,800円 |
| チャージ(30日) | 30日 | 990円 | 1,320円 | 2,480円 | 3,280円 | 4,790円 |
| チャージ(365日) | 365日 | 1,980円 | 2,480円 | 3,280円 | 4,980円 | 6,980円 |
- 月額0円で必要な時だけチャージ! 無駄なく使える
- バッテリー非搭載なので車内で置きっぱなしでも安心
- 「挿すだけ」超簡単接続! 国内4大キャリア対応
リリース特典!
今なら<端末代金+5GB>9,980円が、
10%OFFで8,982円で購入可能!

③ポケット型Wi-Fiを利用する

ポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fiルーター)を契約して車内で使う方法です。
スマホやパソコン、タブレットなど複数端末を同時に接続でき、車内以外でも活用できます。
メリット
- 車内に限らず外出先でも利用可能
- 通信速度が車載Wi-Fiに比べて速い
- キャシュバックなど特典がある
デメリット
- 月額が高い
- 割引条件や契約の縛りなどが複雑
- バッテリー搭載なので車内には置きっぱなしにできない
ポケット型Wi-Fiなら「Broad WiMAX」と「Rakuten WiFi Pocket Platinum」
持ち運びできるポケット型Wi-Fiを使いたいなら、「Broad WiMAX」と「Rakuten WiFi Pocket Platinum」の2つが特におすすめです。どちらも外出先や旅行先で幅広く利用でき、車内だけでなく自宅やカフェなどでも使えるのが魅力。
ただし、月額制の安定回線型(WiMAX)と、無制限+低コスト型(楽天)で性格が異なります。

スペック重視なら「Broad WiMAX」がおすすめ!

「Broad WiMAX」は、UQコミュニケーションズ(KDDIグループ)の回線を利用した高速モバイルWi-Fi。
Broad WiMAXには持ち運びできる”モバイルタイプ”とコンセントにつなぐ”ホームタイプ”があります。
車内で利用するならモバイルタイプ「Speed Wi-Fi DOCK 5G 01」を選ぶ必要があります。
Broad WiMAXの特徴
- 料金プラン:初月 0円 2ヶ月目以降 4,708円(※キャンペーン利用)
- 端末代金:実質無料
- データ容量:実質無制限(一定条件で速度制限あり)
- 契約期間:縛りなし
- 通信回線:WiMAX + au 5G対応
- 最大通信速度:下り最大 3.5 Gbps/上り最大 286 Mbps
- 同時接続台数:最大48台
- 業界最安級のシンプルな料金プラン
- WiMAX史上最速通信で動画・オンライン会議・ゲームも快適
- 今なら「新規申し込みで37、000円キャッシュバック」
\BroadMAXについてもっと詳しく/
コスパ重視なら「Rakuten WiFi Pocket Platinum」がおすすめ!

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、楽天モバイルのSIMを挿して使うポケット型Wi-Fi。
料金プランが、使用したギガに応じて設定されているので、無駄なく使用することができます。
Rakuten WiFi Pocket Platinumの特徴
- 料金プラン(月額):3GBまで 980円/20GBまで 1,980円/無制限 2,980円
- 端末代金:
10,820円⇒ 1円(※キャンペーン利用) - 契約期間:縛りなし
- 最大通信速度:下り最大 150 Mbps/上り最大 50 Mbps
- 同時接続台数:最大16台
- 使用したギガ量に合わせて料金が選択できる
- 無制限プランでも格安(他社平均4000~5000円)
- キャンペーンを利用すれば「端末代金が1円」
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※楽天モバイルのページ内にWi-Fiもあります
車内Wi-Fiを選ぶポイントと注意点
車内Wi-Fiサービスは、メーカー純正から市販ルーター、ポケット型Wi-Fiまで多くの選択肢があります。
どれを選ぶかは「料金」「通信速度」「データ容量」「利用スタイル」の4つを意識すると失敗しにくくなります。
料金
月額制やチャージ式など、サービスによって料金体系はさまざまです。
メーカー純正Wi-Fiは月額1,500円程度の定額制が主流で、安定した品質を求める人に向いています。
車載Wi-FiやポケットWi-Fiは「月額制」と「買い切り型」が主流です。
月額制⇒
長距離ドライブや通勤など利用頻度が高い人
買い切り型⇒
レジャーや旅行メインで使用頻度の少ない人
通信速度
通信速度は、回線品質に直結する重要なポイントです。
純正サービスはau・ドコモなど大手キャリアのLTE/5G回線を利用しており、安定した通信が期待できます。
ただし、山間部やトンネルなどでは一時的に通信が不安定になる場合もあります。
対応エリアとキャリア回線の種類(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)を確認しておくと安心です。
通信速度の目安
| 通信速度(下り) | 快適度 | 主な利用シーン・できること |
|---|---|---|
| 1Mbps未満 | 遅い | 文字中心のウェブ閲覧・LINE送受信は可。動画や地図読み込みは厳しい。 |
| 1〜3Mbps | 普通 | SNSの閲覧・音楽ストリーミングはOK。動画は低画質(480p)で再生可能。 |
| 5〜10Mbps | 快適 | YouTubeなどの動画をHD画質(720p)で視聴可能。テザリング利用も安定。 |
| 10〜30Mbps | 十分速い | 高画質動画(1080p)やビデオ通話、オンラインゲームも快適。 |
| 30Mbps以上 | 超快適 | 4K動画再生・複数端末接続も余裕。車内で家族全員が動画視聴も可能。 |
データ容量
データ容量は、自分の利用スタイルに合わせて選びましょう。
純正Wi-Fiは「無制限プラン」をうたうものもありますが、直近3日で6GB超過時に速度制限がかかるケースもあります。
動画視聴やオンラインゲームなど大容量通信を頻繁に行う場合は、速度制限の条件も必ずチェックしておきましょう。
チャージ式Wi-Fiは5GB/10GB/30GB/100GBなどから選択できるため、月の使用量を把握しておくことが大切です。
GBの目安
| データ容量 | 動画視聴 (YouTube・Netflixなど) | 音楽ストリーミング (Spotifyなど) | オンライン会議 (Zoom・Teamsなど) |
|---|---|---|---|
| 1GB | 約1時間(720p HD画質) | 約20時間 | 約1時間 |
| 5GB | 約5時間(HD画質) | 約100時間 | 約5時間 |
| 10GB | 約10時間(HD画質) | 約200時間 | 約10時間 |
| 30GB | 約30時間(HD画質) | 約600時間 | 約30時間 |
| 50GB | 約50時間(HD画質) | 約1,000時間 | 約50時間 |
| 100GB | 約100時間(HD画質) | 約2,000時間 |
利用シーン
最後に、どんな目的で使うのかを明確にしておきましょう。
- 通勤やドライブ中にスマホを使う程度なら
「テザリング」で十分 - 家族旅行で動画やゲームを楽しみたいなら
「車載Wi-Fiルーター」 - 仕事や外出先で幅広く使いたいなら
「ポケットWi-Fi」
車内Wi-Fiは「誰が」「どんなシーンで」使うかによって最適解が変わります。
コストや利便性を考えながら、自分のカーライフに合ったタイプを選びましょう。
まとめ|自分の利用スタイルに合った車内Wi-Fiを選ぼう
車内で快適にインターネットを使う方法は、メーカー純正Wi-Fiだけではありません。
トヨタやホンダなどの純正サービスは安定性と利便性が魅力ですが、月額費用や対応車種などの制約もあります。
一方で、未導入メーカーのオーナーでも、
- スマホのテザリング
- 車載ルーター(DCT-WR200D・KURUFi)
- ポケットWi-Fi(Broad WiMAX・Rakuten WiFi Pocket Platinum)
といった方法で、同等の車内ネット環境を手に入れることができます。
大切なのは、「どのくらい使うのか」「どんな使い方をしたいのか」を明確にすること。
動画やオンライン会議が多い人は大容量・無制限タイプを、音楽再生やナビ程度の軽い通信なら買い切り型でも十分です。
車内Wi-Fiは、ドライブの快適さを一段階アップさせる新しい定番。
あなたのライフスタイルに合った方法で、いつでも・どこでも“つながる車”を楽しみましょう。
